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市民公開講座のご質問の回答 その2

2016年8月27日

6月11日(土)に開催した市民公開講座で寄せられた質問内容についてお答えします。ご参考ください。

 

質問

60歳の時スキーで骨折。骨密度を計り平均値で治療するほどではないが薬を飲みますかと言われ1年くらい飲んだ。現在73歳女性。若いころと身長・体重の変化はほとんどないが骨密度検査をする必要があるか。

 

 

回答

ご質問ありがとうございます。

 

60歳のころにスキーで骨折されたようですが、どのような受傷形態か?

受傷部位が不明なためはっきりしたことは言えません。しかしながら一般的にスキーによる外傷は高エネルギーによるものが多く、骨粗鬆症で問題にされている脆弱性骨折とは外力の違いが歴然です。おそらく60歳の時の骨折は骨粗しょう症とはあまり関与していないと思われます。

 13年前の骨粗しょう症治療は、現在と比べて診断の治療方針の目安もなく、薬も現在と比べて選択肢が少ない時代でした。その後骨粗しょう症診断、治療は大きく変化し、現在は治療ガイドラインも整備され、治療薬も多くなり治療選択肢が多くなっております。

 現在、73歳で身長低下がないようですので骨粗しょう症の心配は少ないと思いますが、身長測定というものは一番誤差がある検査ですので、まず脊椎レントゲン写真、骨密度検査、血液検査をお勧めいたします。

 

            医療法人社団 かわむら整形外科

                院長 川村大介


【 リウマチ科 / 整形外科 / リハビリテーション科】
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