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人工膝関節置換術(TKA)の術前計画

当院でのエックス線撮影の目的

TKAを行う前には十分な情報収集が必要です。 特に色々な条件でのエックス線撮影が必要です。 それらの情報を検討して手術に臨みます。

 

1.立位正面像

TKAにおいては正面でのアライメントは非常に重要です。その際によく使用されるのが膝外側角(FTA)です。この像で骨切り量、大腿骨髄内への刺入点、脛骨近位の髄外ガイドの刺入点を決めます。

2.最大屈曲・伸展側面像

ゴニオメーター(角度計)での計測は不正確で、エックス線を用いたものが関節可動域を正確に評価すると考えます。大腿骨の骨軸の決め方には決まったものがなく、われわれは大腿骨遠位5cm、10cmのポイントを引いた線を大腿骨軸としています。側面像では大腿骨後顆の骨棘の大きさの評価も行います。

3.膝蓋骨軸写像

膝蓋骨アライメント評価に必要です。

4.大腿骨上顆撮影(epicondylar view)

大腿骨上顆の評価に使用します。Bergerらは、大腿骨上顆は大腿骨コンポネートの回旋の参照点として適当であると述べているように、われわれは術前に参考として必ず計測します。

5.MRI撮影

後十字靭帯の有無、性状の評価のために使用します。
上記のepicondyllar viewと比べて大腿骨の回旋を評価します。

医療法人社団かわむら整形外科 リウマチ・人工関節センター

膝専門外来を中心にスポーツ外来、一般外来を診察をしてます。
正確な診断にもとづく治療に心がけています。

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