センターについて

デイケアセンター開設・運営にあたって

  かわむら整形外科デイケアセンターは今後増加していく高齢者の方々の専門的なリハビリテーションを継続してできる施設として平成25 年12 月にオープンしたしました。これからの日本では地域差はかなりありますが、2030 年まで75 歳以上の高齢者の方々は確実に増えていき、世界のどこの国も経験をしたことのない超高齢化社会になろうとしています。
  近年、整形外科においてロコモティブ症候群という病態が注目されています。ロコモティブ症候群とは運動器に障害を引き起こす病気で変形性膝関節症、腰部脊柱管狭窄症、骨粗鬆症などの疾患を意味し、寝たきり、要介護になることが多いと言われて今後の日本の介護現場にとっては非常に重要な課題になると考えられています。その予防には効果的なリハビリテーションが最も大事であると言われており、脳梗塞、脳出血、認知症などの脳血管疾患も早期のリハビリテーションと継続的なリハビリテーションにより症状の改善が期待できます。
  かわむら整形外科デイケアセンターは専門スタッフである理学療法士、作業療法士、柔道整復師が運動器を中心としたリハビリテーションをエビデンスに基づいて責任をもって行います。個々の利用者様の状態に応じたリハビリテーションにより『健康寿命』を延ばしていきたいと考えております。利用者様がいつまでも健康長寿で過ごされることを手助けできたらうれしいです。

医療法人社団 かわむら整形外科
院長 川村大介

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