自己血貯血について
同種血輸血の問題点
・ＡＢＯ血液型不適合輸血
・ＡＢＯ血液型以外の不適合輸血（ＲＨ式など）
・遅発性溶血性副作用
・発熱、蕁麻疹
・輸血後移植片対宿主病
・輸血感染症（ＡＩＤＳ、肝炎）
・輸血手技による副作用（保管温度など）
輸血について
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貯血式自己血輸血の適応
・全身状態がほぼ良好で緊急を要しない待機手術
・輸血が必要と考えられる場合
（循環血液量の１５％以上の出血が予想される場合）
・稀な血液型や不規則抗体がある場合
・患者が自己血輸血の利点を理解して協力できる場合
自己血採血時細菌感染の危険性
・全身状態がほぼ良好で緊急を要しない待機手術
・輸血が必要と考えられる場合
（循環血液量の１５％以上の出血が予想される場合）
・稀な血液型や不規則抗体がある場合
・患者が自己血輸血の利点を理解して協力できる場合
日本赤十字社2000
献血血液中137,496本中、53本（0.04％）陽性
Ｐ.acnes(45/53)
Transfusion and apheresis Science 2001
Sugai：Current Status of bacterial contamination of
tologous blood for transfusion
・貯血式自己血輸血１４０本中５本 (３.６％) 陽性
・希釈式自己血輸血１１７本中３本 (２.６％) 陽性
・回収式自己血輸血３０本中１０本 (３３.３３％) 陽性
細菌感染には注意が必要！！
自己血輸血の血栓症減少効果
J Bone Joint Srug 2001 83-B：676-9
The effect of preoperative donation of tologous Blood on deep-vein thrombsis after total hip arthroplasty
H Bae et al.
２０３４手術でＤＶＴ２２９例
貯血あり ９３/１０３７ (９.０％)
貯血なし １３６/１００６ (１３.５％)
エコノミークラス症候群を減らせる可能性あり
貯血式自己血輸血の原則
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細菌汚染や血管迷走神経反射（ＶＶＲ）のない採血 |
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温度管理のできる専用保冷庫での保管 |
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当該患者の血液の返血 |
膝専門外来を中心にスポーツ外来、一般外来を診察をしてます。
正確な診断にもとづく治療に心がけています。
【 リウマチ科 / 整形外科 / リハビリテーション科】
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